だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

お待たせしました2番

最近、結婚式が多いからこういうことを考えてみた。

 

結婚相手の条件。

いっそのこと、この条件に合う人とは

もう結婚してもらおう。

 

無理かもしれないが。。。。

 

結婚相手の条件
①仲良い同性の友達がいること。

⇒これは僕に仲良い友達がいて
 連休や、GWだったり、正月だったり
 一緒に旅行や、遊びにいってしまうので理解があることが良い。

②兄弟がいること。
⇒一人っ子だと、すごく大事にされているってことなんだよね。
 いろんな面でそれがメンドクサイと思う。結婚すると。
 理想は女兄弟で、僕が結婚したら、息子として可愛がってくれるかもというのはある。

③ちゃんと話し合いが出来る人
 ⇒まぁ~一般的だけど、
  これってすごく大事。僕も変なやつだから、そういうとこも理解して話せる必要がある。

④ちゃんと働いている人
 ⇒さすがに、ニートとか家事手伝いとか
  社会に出たことが無いと、僕の仕事の愚痴とか理解してもらえなさそうな気がする。

⑤よく笑う人
 ⇒よく笑う人が好きです。
  やっぱり笑顔って魔法だと思うんです。

グルーピー

あの子の仲良しバンドマンが嫌いだ。

君はバンドマンの彼女。

長い髪と派手目な服装。

 

あの子はなんてたってグルピー

あの子はなんてたってグルピー

 

そんな僕もコンプレックスでバンドマン。

それなり、あれなりモテちまう。

 

あの子はなんてたってグルピー

あの子はなんてたってグルピー

 

僕の劣等感はますます苦しくなる。

 

 

 

 

 

心の無いハグ

風俗嬢が帰り際してくるような

女友達が酔っぱらってするような

そんなハグ。

 

お気に入りはなんでしょう?

近づけば沈んでしまう舟。

君は遠くへ行ってしまったのです。

僕は何処へ向かうのでしょう。

 

兄メモ

愛は寂しさと隣にあるものだろうか。
そういい残された。
日記のメモを境に彼は、この世からいなくなった。
 
それを知ったのは私の誕生日のことだった。
小包が私の家に兄から来た。
 
プレゼントの真新しいパソコンと兄が使っていた携帯電話。
そして、遺書。家の鍵。
 
 
私の兄は、仲の良い友達10人にそれを伝えて欲しいと書いてあるだけの
遺書を私に送ってきた。
私と兄は10歳歳が離れている。兄は中学を卒業して
家を出た。私が物心がついた5歳の時だった。
それから、兄は家にはあまりかえって来ず、顔を見るのは2年に一回程度だ。
兄はいろんな人から好かれていた。私も兄が好きだった。
いつもおどけていて、たまにすごく真面目で、
帰ってくると私の部屋に来て、いろんな異国の話や、最近見た映画や、小説、音楽。
いろんなことを私に教えてくれた。
 
私はそのたびに深くうなずいて、そして笑っていた。
私は昔のことを思い出しながら、頭が混乱していた。
何故?どうして? そんな言葉ばかりが頭に浮かぶ。
体は勝手に動いていて、バッグに携帯電話、遺書、家の鍵を持ち
兄の住む家へ向かった。
 
チャイムを鳴らす。鍵をあける。
 
兄はそこで首をつっていた。
私は鍵をしめ、携帯電話をかえた。
 
「お母さん、お兄ちゃんが死んじゃった。」
涙声で母に電話をした。
 
私はそこに立ちすくみ。
父母が来るまでそこで立ちすくんでいた。
それからの記憶はあまり無い。
 
父はそそくさといろんな手続きをし
いろんなところに謝罪に行き。
母は私の傍にいてくれた。
 
それから、1年後。
私は兄を思い出さないようにしていた。
兄からの小包に入っていたものを中に戻し。
押入れの奥の方にいれておいた。
 
兄が死んだ1年はあまりに早く。
また熱い夏の日が来た。
 
扇風機を押入れからだすと
奥の方にあった小包が見えた。
私はそれを手にとり中を開けた。
 
ただ、知的欲求があった。
私は彼の携帯電話に電源をいれた。