胃の中の蛙
井の中の蛙大海を知らず
自分の狭い知識や考えにとらわれて、他の広い世界のあることを知らないで得々としているさまをいう。
誰しも自分の世界しか知らない。
生まれた場所や、育った環境、教わったもの、経験したこと。
そういうものしか分からない。
人は常識というけれど、そういう常識だって無い世界があるとは思うし
それが無い世界が常識な世界だってある。
いろんなところで、いろんな人が言いたい放題の世の中だ。
多数決で過半数をとれば、それが常識となる世界だ。
正しさや間違いは、実際対して分からない。
道徳だって、小さい頃から刷り込まれているはずなのに
大人になるとそんなの関係無しに生きている人がいる。
みんなわかっているはずなのに
みんなわかっていたはずなのに
忘れたふりして思い出せない時がある
自分が弱くなった時に
「生まれた所や皮膚や目の色で いったいこの僕の何が分かると言うのだろう。」
こんな風に言うんだろう。
僕はそういうものを忘れたくないな。
生まれた処や皮膚や目の色とかそんなの関係無しに
人を見れるようになりたい。
ただやさしくしてくれたり
助けてくれたり
そういうものに感謝したいし
そんなふうになりたい。
穢れなき魂のままでいたい。