2015-03-31 たんぽぽ 危うさがある男 吹いたら、飛んでしまうようなたんぽぽの綿毛のような男。私がバーに入った頃にはもうべろべろに酔っていた。「だいちゃん、だめだよ。また飲みすぎてる。」「あぁ、そうか。また僕は飲みすぎているんだ。 最近限度が分からなくって。」と店のマスターに言っては無邪気に笑う様子はまるで少年みたいだ。