だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

Bitter, Sweet & Beautiful 

題名はRHYMESTERのアルバム名。

僕はこれをもうここ1ヶ月ぐらいずっとリピートしている。

昨日Liveで見たceroくるりも良かったけど。

今僕の心の中のベストテン 第一位のアルバム。

 

僕はロックが好きだ。

けど、いろんな音楽を聴いてきて思ったのは

14歳から育ってきたロックというものがもう音楽のカテゴリーじゃなくて

それこそもう僕の中のアイデンティティになっていて

それはロックを聴いている自分だったり、その中の歌詞だったり

んで、僕の中のロック(これは言葉にするにはすごく難しいから、今度書くとして)

 

RHYMESTERHIPHOPだ。

ジャンル的には、そうなんだ。

でも、ロックだなって思った。

そして、HIPHOPってすげーいいなって思ったんだ。

 

よくいろいろ聞いてきたけど、あぁ~HIPHOPってすげーって思ったんだ。

それはロックと一緒なんだけど、それこそJPOPだってそうだし

いろんな音楽の根本はそうかもしれないけど。

 

小さな世界を描くから、誰でも感じることが出来る。

そういう意味では、ライムスターというグループは

ライムスターとしてちゃんとHIPHOPしている。

そして、その言葉、言葉が今の僕には最高に響く。

 

映画でも、音楽でも、小説でもそうだけれど

そこに自分がいれば、もう評価なんてどうでもよく。

心に響くのだ。

 

ライムスターは、おじさんである。

結構歳をとっているおじさんである。

だが、しかしかっこいいおじさんなのである。

 

そして、かっこいいおじさんが

かっこよくやっているHIPHOP

人生の酸いも甘いも知っているからこそのリリック。

 

アルバムだって名前も最高にかっこいい。

苦い、甘い そして美しい。

 

 

そして、ビューティフルといえばこの名曲

 


毛皮のマリーズ PV「ビューティフル」

 

毛皮のマリーズは言う。

ビューティフルにビューティフルに
生きて 死ぬ、ための僕らの人生 人生!

 

そして、ライムスターは言う。

正しくもなきゃ強くもないが
生き様は決して無様じゃない 
せめて 美しく生きよう
いや、美しくあろうと願い続けよう
それが唯一のプロテスト
We got be Beautiful!

 

なんていうか、せめてっていう言葉からあるんだけど

控えめなんだよね!!拳をつきあげてっていうよりも

その拳で胸を叩く感じに似ている。

 

このアルバムでは僕が悩んでいた

今のいろんな世界の空気感

正しさとか、間違っているとか

そういうものの多様性みたいなことを受け入れられるようになってきて

逆に確固たる信念ってある意味怖いな~って思ったりしたんだよ。

そして、このアルバムは今20代後半のページの僕が

生きていく上で悩んでいたりすることをかっこいいおじさん達が

大丈夫、大丈夫だよって言ってくれるような曲ばっかりなんだ。

 

もうね。もう言葉じゃないくらいすごくいいの。

インタビューとかも読み漁ったんだけど。

あぁ~ちゃんと届いているよ!!RHYMESTERさん!!

ってなきそうなった。

 

あえて、youtubeの曲はのっけません!!

なぜなら、それはアルバムとして聞いて欲しいから。

 

僕は今年の一番はこれです。

もうどんぴしゃ。サイコー。

 

僕も美しく生きたい。

美しく生きたいんだよ。

 

ちなみにPunpeeプロデュースもかなりいい感じではまってる。

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