昔、おじさんと一緒にいった古臭い喫茶店。
髭の生えた白髪の老人。
コーヒーとクリームソーダ。
真っ赤なさくらんぼ。
真っ白なアイスクリーム。
溶ける前に必死で食べてた。
なんだかとっても特別で
なんだかとっても幸せだった。
あんなに大きく思えたアイスクリームが、
今じゃこんなに小さいなんて。
ルノアールで久しぶりに頼んでみた。
まるで、子供みたいだね。なんて、君は笑った。食べ方も子供みたいだなんて、君は笑った。
クリームソーダの素晴らしさを語ったら
君は笑って、頷いてくれた。
私も特別だよ。君のこと。
クリームソーダより。
2015年11月14日妄想日記