だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

峯田

僕はあの人が好きだ。

一目見た時から好きだ。

というか、見てなくても聴いて好きだ。

好きすぎて、もうその名前を聞くだけでドキドキする。

カレンダーに予定を入れるだけでワクワクする。

僕があの人を好きだって、みんなにいいふらしたい。

僕はあの人に会いに行くんだぞ〜って大声で叫びたい。

僕はあの人が好き。あの人がどんなことをしても好き。

できれば、一緒に遊んだり、キスしたり、陰部に触ってみたい。

 

初めて会ったのは、会ったというよりはただ見ただけなんだけど

大勢の中で、ステージの上にいたあの人と僕の二人の瞬間があった。

ほら、映画でスポットライトがあたる感じかな。

その時は、泣いてしまった。だって僕に歌っているんでしょーって感じたから。

 

14歳の時に聞いた音楽。

きっとこれは僕のための音楽だと思ったのは間違いじゃなかった。

18歳の僕は僕のための音楽だと思った。

8年経った今でも僕のための音楽。