だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

君は夢から覚めて家へ帰るだろう。

君は夢から覚めて家に帰るだろう。

君は夢から覚めて家に帰るだろう。

ただ君は夢から覚める。

ただ君は夢から覚める。

僕は船。君は家を求めるだろう。

僕は船。君は家を求めるだろう。

僕は海の広さを知っている。

君に教えてあげたい。

君はそこに連れていってくれと願うだろう。

そして僕もそれに応えるだろう。


君は夢から覚めて家に帰るだろう。

君は夢から覚めて家に帰るだろう。

君は何処かへ行ってしまいたいと願うだろう。

家を求める為に。

君は何処かへ行って、そして戻ってくるだろう。

君は夢から覚めて家に帰るだろう。

君は夢から覚めて家に帰るだろう。

そして君もそれを願っているんだ。

そして僕もそれを願っているんだ。

しかしながら、僕は夢の中。

僕は誰かの夢で踊りたいのだ。

君が捨てた夢で踊っていたいのだ。

君は安心を求めている。

僕と違った方向を見ている。

君は安心を求めている。

本当は気づいているはずさ。

一時の気の迷いさ。

それでもいいさ。

それがいいさ。