だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

そんな夜さ。

もう君の夢なんか見ないんだ。

幻影ばかりを追っているわけじゃない

まるで亡霊にとりつかれちまったみたいだ。

そう、君の言葉が繰り返し、

僕の頭をかき回す。

そうだ。知っているんだ。

だけどもう思い出せない。

そんな夜さ。

そんな夜さ。



沈み込む ゆっくりと

もうすぐだろ?行くあてを探している

まるで旅をしているみたいだ。

そう、僕の音は繰り返し。

ノイズになって残る。

そうだ、知っているんだ。

だけどもう覚えていない。

そんな夜さ。

そんな夜さ。


BABY。すぐ近くさ。

BABY。すぐ側に。



開けるにはまだ早い。

眠るにはまだ早い。