シャボン玉
シャボン玉みたいに消えていくのが恋だって
あの子は言って消えてった
iPhoneから送信
君の言葉は電子を乗りこなして
あなたの想いには受け取れない。
特別な別なもの
君はきっとバンドマンのベッドの上に
だから、音楽なんていらない。
ただ、言葉があればいい。
写真なんていらない
笑顔は目玉の奥に隠しておく
やり直しがきかないエンドロールと
ちらばったティッシュペーパー
私は今年は幸運なんだ。
知り合いの知り合いから
聞いてく、噂話。
傷ついたって新幹線で泣いてた
故郷の街はどんな色かい?
ごめんねを言われた君に
ごめんねを言われた。
また、会えたらなんてないのにね。
別の人間になりたい。別の人間に。
吹き抜ける風に
突き抜けない僕、
振りきった君の声。