だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

夜の天使

君は誰よりも優しくて

僕のお腹を見て、可愛いねと触れてくる。

タバコ吸いながら、おしゃべりをしている

ラブホテルのソファーはとてもふかふかしている。

 

シャワー浴びましょうか。なんていって

綺麗な下着を脱ぐ。

ねぇ、もっと話をしようよと僕が後ろから抱きしめると。

「お兄さん、そんなのされたら、恥ずかしくなっちゃうよ。」

そっか、なら見ないでおくよとそっと僕も服を脱ぐ。

 

夜の天使、僕を抱いて

僕もできるだけ優しくするから

そんなに見つめないで、こころを見透かさないで

君の話ちゃんと聞いてるよ

だから、大丈夫。心配いらないよ。

夜の天使、僕を抱いて

僕もできるだけ優しくするから

君の話をもっと聞かせて。

お願い、抱いて。