だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

2011年10月18日00:28 都会のおとぎ話

僕らは重力と引力で何処までも行ける。
引力で人とつながり、重力で恋に落ちる。


新世界に行く方法は、ただひとつ。
勇気を出すこと。
それは、
ためらいとか、迷いとか、恥ずかしさとか、常識とか打ち破ること。
そうやって僕は少しずつ、知らない事が分かるようになる。

アイデンティティーは、何処にいたって引きずる。
孤独な自分は非現実的の塊だと誰かは言っていたが、
僕は非現実的な自分から世界を見ている。
何がリアルかと言われれば、きっと自分の感情とか思考とか、触れた感覚。
そういうものがリアルだから、非現実なのは世界の方だったりする。

都会では、簡単に人に出会う事が出来る。
今日もまた知らない誰かと仲良くなった。
そうして誰かと仲良くなったり
好きな人がまた東京からいなくなったり。
出会いと別れと秋。
なんだか不思議でなんだか寂しくてなんだか楽しい。

今日もまたひねくれもの。
それでも、緑色の綺麗な魂。
大事な所は隠したまま。
誰にも触れられない。
透明な魂。
僕は変わらないよ。
君が僕を知ってしまった時から
僕はずっとここにいるよ。

失ったら書くのさ。
物語って奴。
僕の見ている世界は全部素敵過ぎるから。
フィクションなんかに負けやしないのさ。