だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

日記

ふとした事で小学校5年生の道徳の教科書を眺める機会があったのだが、

無数に散らばった可能性は、いつからなくなったのだと考えた。

恋をして、いつからか自分との対話の数は少なくなって。

そしてこの歳になって、どんどん現実に直面する。

好きな人になる為に好きな人の好きなものを知ってそれを好きになって

そういうことである程度 素敵な自分の仮面をかぶれるようになるのだ。

そして、気づかずうちにいらないプライドや自信までついていて。

変な驕りみたいになってへばりついてしまう。

事実、恥を怖がっているのは自分で本当は知っているはずだったりする。

結局でも薄っぺらいそういうものを消火できるだけの器量がないということなのか。

それとも、それを削ぎ落とすということが大人になることなのかもしれないと思っている。

歳をとるとどんどんいろんなリアルが見えて行く分。
自分の可能性に限界を決めてしまう。
夢が遠くに見えてしまうのだ。

正しいとか間違いだとか
本当はないんじゃないのかとか?
夢見ていたヒーローの正義感さえ疑いにかけたくなる。

手に届く範囲で幸せを維持出来たらと彼女は言った。

今になってそれが根本的なことだと思う。

いつだって手に届く範囲で責任を持ち。

自分の愛や正義について実行するべきなんだと。

最近深く反省している。

未熟な自分自身を痛感する日々で

いったいこの僕に何が出来るのかとか

かといってやりたいことは遠くにあって

いろんな手の届く範囲で手に取っては

夢を大きくしてあきらめてしまうんだ。

まずは進むしかない。

そうしなければ余計な考えや
信じる心でさえ 分けも分からず
考え込んで 疑いにさえかけてしまう。

馬鹿みたいだと自分で言っては

笑うみたいな。そんな感じで

でも とか だから とかじゃなくて

それでもやっぱりどんなことがあっても自分を見失わないべきである。

すべては線のように繋がっている