だいちのこと嘘つき日記

本当と嘘とその間の隙間

Do you know?

多くの人間が環境から学び。
そして動き、環境に染まる。
そうした方が行きやすいし、成長もしやすい。
その環境に身を置くのもまたいいのかもしれない。
僕はまだまだ甘ちゃんで、周りのみんなはどうか分らないが光へ動き出しているように思えるの。


常々成長したいと思って。
だから、批判も賛美も素直に受け入れようと思っている。
だって自分は自分で物凄く考えたりするから分っているけど、自分は外側からは見えない。どんなに客観的であろうとね。
最近、僕は人と着眼点が違う。
それは素晴らしい事であり、才能だといわれた。
いい意味でね。
それっていうのはやっぱり悪い点もあって、一般的目線を感じれないというのでもある。
だから人の話をしっかり聞くのは重要なんだなと思っているのだけれど。
みんなは大人になる準備を着実にはじめていて、僕だけ立ち止まっている気もするし、進んでいるベクトルがもしかしたら違うのかもしれないと思う時もある。


やはり僕は人間的成長をまず目標に掲げている。
ひねくれてしまうこともあるけれど、いろんな事を気づいて。
意識して、考えて生きていると僕は思う。
自分でね。
僕も遅いけれど、みんなとは違うって前提だけど、大人になる準備をしている。
それは覚悟でもある。

昔は小さな光を集めて大事に守っていこうと思っていたのだけれど、僕はその溜め込んだものを今噛み砕いて飲み込んで消化の最中だ。
削ぎ落とされるかもしれない。
だから、僕はそれを自分の体に溶け込ませる必要があると思ったんだ。
それは磨きである、自分の血肉にする事でもある。
大人になるにはきっと理不尽と矛盾を丸呑みしなければならないのかもしれない。
大きくため息をついて、それでも納得しなければならないのかもしれない。
だけど、そうなら僕はちゃんと噛み砕いて消化しようと思う。
納得よりもちょっと上のラインにもっていこうと思うんだ。


僕は立ち止まって見えるかもしれないけど、きっと確実に成長していて、その分きっと昔の事も忘れていくのかもしれない。だから、その前に心に入れておくのだ。


日々勉強で、日々学ぶことが多い。日常生活だってそうだ。それを学ぼうと思えばきっといろんなものが見えてくるはずなんだ。

そんなことに今更ながら気づいたんだ。とっても遅いけどね。
僕が好きな人達は見方が魅力的で、考え方が独創的な人が多くて、そういう人達に大事にされ、仲良くしてもらっているのはすごく嬉しい。

だから僕も見せ付けてやりたいんだ。
頑張ろう。 世の中は上手くまわっていて、もしかしたら僕だけおいてけぼりなのかもと思う事もあるけど、案外自分も上手く自転してる気がする。




僕は通り過ぎる景色を横で見ながら
ずっと遠くの方を眺めていた。
とりわけ近くにあった。電機メーカーの大きな看板には目もくれずに。
僕は彼女の運転する小さなフォルクスワーゲンに乗りながら、助手席でCDを取り替えては、窓をあけて煙草を吸っていた。「どこへ行こうか。」というものだから。僕は「どこへでもどうぞ。」と微笑みながら、知らない森の中に入っていった。大きな古びた城には、安っぽい名前がついていて、僕らはそこの一番大きな部屋で抱き合って眠った。何処かに逃げているような気もしたし、どこでもない夢の中にいたような気がする。とったばかり運転免許の写真を見て彼女は爆笑した。その後で三時間ほど運転したけれど、知らない街の知らないラジオを聴いて笑っているばかりだった。僕らはそうやって日常に戻る。対してめずらしくもない映画のラストシーンみたいになる事を願いながら。