さい
街の祈りは、重たい頭を目覚めさせ
行方不明の僕は端っこでサイコロを振る
横断歩道で踊る君に見惚れて
立ち止まったまま、渡れない孤独
放り投げた石ころを拾って
遠くに投げる。
誰かと誰かは違う人で
誰かと私は同じ人
映る私を見ているあなたは
私の知らない私を掬い上げてくれて
恥ずかしながら笑ってしまい、好きになる。
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最近、自分をサイコロのように思う。
自分を人生をサイコロのように思う。
放り投げた出た目で、生きている気がする。
宇多田ヒカルのSONGSを見たら、文章を書いた。
二日酔いの頭で。
僕は誰かになりたいわけではないのに
僕は僕の何かを探していて
でもそれは、みんな僕なのだ。
僕は孤独ではないから。
君の気持ちは分からない。
踊っている君が
笑っている君が
何故、嘘をつくのかが分からない。
そのままでいいのに。
文脈の間とか
空白とか
そういうものの間に君がいて
たまに呼び掛けてみる
隙間に誰かがいるのは、いいことだ。
呼び鈴なら、して、君の声を聴くことに
楽しいことも悲しいことも
うれしいこともつらいことも
眠りの国
嘘をついた。
分かりやすい嘘だ。
分かりやすいやつは分かりにくい。
家の中で、泣いていた。
何もしたくない。誰ともいたくない。
孤立と孤独は違うんだって、先生が言った。
おーいえー
囲い
若者は金が無い。
というか、生まれてきた環境によって
お金の使い方が変わる。教育だったり
いろいろあるけど、正直世の中は不平等である。
努力の差というければ、無知でその裕福な世界を知らない子供たちは
努力をすればの価値とベクトルがわからない。
世界は広い。満たされたいというのは、満たされてないことに気づくかどうか。
人は差で認識する。
世の中は難しいのです。
人は囲いの中にいるほうが幸せなのか。
囲いの外を出るべきなのか。
ただ、僕個人としては
好奇心を持ち、囲いの外の世界を
眺めるよ。
甘い夢
あの頃の僕らは
甘い夢
あの頃の僕らは
楽しくやっている。
毎日忙しくしている。
仕事もそうだけど。
バンドやったり、音楽聞いたり
洋服見たり、いろいろ考えることはあるけれど
とりあえず、楽しくやっている。
ふわっと消えてしまいたい。
時々、すごく寂しくなる。
情緒不安定さというより
おっかなびっくり的な
自分の心と体を
こうぶん投げてしまうような。
そう全部ぶん投げてしまうような。
ふわっとで消えてしまいたい。